今後の創業スタンダード

新型コロナウイルス感染症の拡大によっていったんは落ち着いていた創業・起業希望者であるが、ここにきて増加しているという情報がある。新設された法人が急増しているようなので、新たなビジネスを開始する人が増加していると言える。

創業する時には、会社を辞めて、それこそ裸一貫で夢に向かって進む、というのが今までのセオリーたったが、最近ではそんなリスクを敢えてとる必要もなくなってきているのだ。

まずは副業から始めてみるという方法があるからである。

副業を解禁する起業が増え、副業自体が社会的認知度を得た今、副業しているからといって白い目で見られるということはない。むしろ、副業をすることで多様な稼ぎの軸を持つことは尊敬はされてもバカにされることはない。

副業といっても、ほぼ本業と同じことができるようになってきた。インターネットがここまで身近になってくれば、たとえば自分で製作したハンドメイド製品をネットで販売することなど難しいことでも何でもない。そして、自分で製造したハンドメイド製品が売れることで収益を得れば、それはほぼ創業しているのと同義である。あとは規模を大きくしていければ本業以上に稼ぐこともできる。

独立する前に副業で試すというのが今後のスタンダードになるのは間違いないように思える。まずは副業でやってみて、それでうまくいかなかればそのまま本業はあるわけだから、特にリスクもないわけであるし。